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シール・ラベルについて
シール・ラベルの基礎知識と選び方|株式会社ワールド・プリンター
素材について
(紙・フィルム素材)

紙素材について
コストが比較的安価で、様々なラベルに用いられています。
印刷や筆記適性に優れていますが、耐久性が低いため、基本的には屋内用のラベルに適しています。
代表的なものとして、上質紙、アート紙、ミラコート紙などがあります。
上質紙
表面にコーティングされていない、印刷しやすい用紙です。
インクを吸収しやすく、色が沈みやすいのが特徴です。
安価なため、価格を抑えたい単色のラベルなどに使用されることが多いです。
マットコート紙
表面にマット系のコーティングがされています。しっとりとした落ち着いた雰囲気の素材になります。
FSC認証紙
FSC認証紙とは、森林管理協議会(FSC)が定めた基準に従って適切に管理された森林から生産された木材を原料とした紙のことです。タック紙では上質やアート、キャストなどにFSC認証紙がございます。
またワールド・プリンターではFSC COC認証を取得しており、FSC認証紙に「FSC®マーク」の印字をしたラベルの作成が可能です。
アートコート紙
表面に半光沢のコーティングがされています。印刷適性に優れており、カラー印刷にも適しています。
安価なので様々なラベルに使用されています。
和紙
和紙特有の質感で、高級感・特別感を演出できるラベルが作れます。
無地だけでなく、模様の入った用紙も何種類かございます。
ミラーコート紙
アート紙より更に光沢感のある素材です。カラー印刷にも適しており、パッケージ用など少し高級感を出したいラベル等に使用されています。
ホイル紙
表面にアルミ箔がコーティングされた紙素材になります。
一般的によく使われている金や銀のほかに銅色のような特色ホイルなど、素材の種類は豊富で、エンボス加工との相性も抜群です。

フィルム素材について
耐水性や耐熱性に優れており、屋外で使用するラベルや、耐久性が求められるラベルに適しています。代表的なものとして、ユポ、塩ビ、PETなどがあります。
合成紙(ユポ)
ポリプロピレン樹脂を主な材料として作られている用紙です。
ややマット調の素材で、耐水性があります。印刷適正に優れておりフィルム素材の中では安価なため、様々なラベルに使用されています。
PET
ポリエステル素材です。耐久性、耐水性、耐熱性に優れており、屋外用のラベルとしても使用可能です。
白以外に透明、金や銀(ツヤ有り・ツヤ無し)があり、様々なラベルに使用されて います。
塩ビ(エンビ)
塩化ビニール素材で、主に屋外用のラベルに使われています。
白、透明の他に色付きの素材もございます。PETと比較すると柔軟性があり、曲面にも貼り付けやすい素材です。
糊について
(糊の種類)
ラベルの素材を選定する際には表面基材だけでなく、粘着の種類も重要です。
用途や被着体に応じた粘着剤を選ぶことが大切です。
一般粘着(普通糊)
最も一般的な粘着タイプです。基本的には一度貼り付けたら剥がすことは想定していません。
訂正用
糊面がグレーに着色されており、シールを貼った際に下地が透けないようになっています。
パンフレットの誤植などを修正するためのシールなどに使用されています。
表面は上質、アート、ミラコート、マットコート、ユポから選択できます。
強粘着
一般粘着では粘着力が足りない際にはこちらをお選びください。
強粘着の中でもレベルがあり、トイシ用(ソメン用)といったものが最強粘着になります。
冷食用
冷凍庫や冷蔵庫で保管する食品用シールなどに使用されています。
冷たい環境下でも剥がれにくい粘着 剤になります。
(使用する際には常温の状態で貼り付けて下さい)
再剥離(弱粘着)
一度だけ剥がせるタイプの粘着剤です。糊残りが少なくキレイにラベルを剥がしたい場合はこちらの粘着剤をおすすめします。
メーカーによっては粘着力のレベルが何段階かありますので、用途に応じてお選びください。
繊維用
衣類に貼るシールに使用されています。シールを剥がす際に衣服への糊残りが少ないのが特徴です。
(皮や合皮など表面が剥がれやすい素材 、毛糸など毛足の長い素材などには適していません)
セパレーター
(シール台紙)
セパレーターとは、シールやラベルの裏側に貼られている剥離紙(台紙)のことを指します。
これはシールの粘着面が他の面とくっつかないように保護する役割があり、シー ルをスムーズに剥がせるように表面処理が施されています。
キセパ(黄セパ)
シールがついている台紙(セパレーター)が黄色いものを指します。
「黄色いクラフト紙ベースのセパレーター」の略です。
メーカーや素材の種類によって、黄色ではなく、白・黄緑・水色などのものが使われている場合もあります。
グラシンセパ
グラシン紙をベースにしたセパレーター。水色や白色のものがあります。
薄くてロール仕上げには適していますが、カールしやすいため印刷機や加工機によっては使用できない場合もあり、注意が必要です。
透明セパ
透明素材のセパレーターです。色の付いたセパレーターと比べ見栄えやデザイン性に優れ、キャラクターシールなどに使われています。
セパレーターにも印刷ができます。
本来なら破棄してしまうセパレーターにも印刷ができます(セパレータの種類によってはできない場合もあります)
製品の説明やQRコ ードなどを印字したりできます。
仕上がりについて
(シート・ロール・全抜き)
シール・ラベルの仕上がりには「シート仕上げ」「ロール仕上げ」「全抜き仕上げ」の3種類があり、シート仕上げは手作業での貼り付けや保管に適し、ロール仕上げは自動ラベラーなどの機械貼りに対応し、全抜き仕上げは台紙ごとカットされて配布や販売用に最適な美しい仕上がりとなっており、ワールドプリンターでは用途に応じて最適な仕上がりをご提案いたします。
シート仕上げ
1シートにシールが何枚か付いている状態になります。
1シートのシール枚数に指定がある場合は事前にご連絡ください。

断裁仕上げ
全抜きと同じく台紙(剥離紙)も一緒に指定の形にカットする仕上げ方法ですが、こちらは断裁機を使用して仕上げるため、形状は四角限定となります。
抜き型の作成費用が不要になり、コストを抑えることができます。

カス上げ
シールとして使用しない部分を取り除いておくことを「カス上げ」と呼びます。
シールの貼り作業を行う場合はカス上げをしておくほうが効率が良くなります。
通常はカス上げした状態で仕上げるのが一般的ですが、シールの形が複雑な場合や特殊な素材の場合はカス上げできないケースもあります。

全抜き仕上げ
シールだけでなく台紙(剥離紙)も一緒に指定の形にカットする仕上げ方法です。
「ダイカット」や「ブチ抜き」などと呼ばれることもあります。
ノベルティや販売品などシールそのものに価値がある商品は全抜き仕上げだと見栄えが良くなります。

ロール仕上げ
シールはロール状に仕上げることも可能です。
ラベラー機があれば、ロール状のシールを機械にセットし、自動貼りが可能です。短時間で、精度良くラベルを貼り付けることができるようになります。

半抜き断裁仕上げ
シールの形状は四角ですが、その中に半抜き(シール部分のみカット)がある状態を指します。
カス上げは行いませんので、シールとして使用しない部分に説明文やロゴマークなどを印刷しておくことが可能です。
こちらもノベルティや販売品などに適した仕上げ方法です。

加工について
(箔押し・糊殺し・エンボス加工等)
株式会社ワールドプリンターは、シール・ラベル・ステッカーの専門会社として、箔押し加工による高級感の演出、糊殺し加工による部分的な粘着性の制御、エンボス加工による立体的な質感表現など、多彩な特殊加工技術を駆使 し、用途やデザインに合わせた付加価値の高い製品づくりを実現しています。
箔押し加工

箔押し加工は、金属箔を加熱・圧着し、シール表面に転写する加工方法です。
印刷だけでは表現できない金属特有の光沢や立体感を加えることで、デザインに高級感と存在感を与えます。箔押しは、シール印刷の中でも特に付加価値の高い加工として、多くの製品やブランドに採用されています。
ロゴやワンポイントに金箔や銀箔を施すだけで、一般的なラベルも一気に上質な印象に!
紙素材はもちろん、フィルム素材のシールにも対応でき、シンプルながら効果の高い加飾表現が可能です。
糊殺し加工

糊殺し加工(糊抑え・部分糊)とは、シール裏面の粘着力を部分的に無効化する加工方法です。
あらかじめ指定した箇所に糊が効かない領域を設けることで、POPシール(アテンションシール)など、商品から一部が飛び出す形状の表現が可能となり、店頭での視認性や訴求力を高めます。
当社の糊殺し加工は、機械メーカーと共同開発した専用ユニットを印刷機に組み込み、ワンパスで製造できる点が大きな特長です。
印刷と糊殺しを一工程で行うことで、品質が安定し、短納期・小ロットにも無理なく対応できます。
エンボス加工

エンボス加工は、ロゴマークや絵柄を凹凸で表現する加飾加工です。
商品ロゴを立体的に見せたいパッケージラベルや、ブランドイメージを大切にした化粧品・雑貨向けのシールなどに使われています。
印刷だけでは伝えきれない立体感や触感を加えることで、シールに特別感・存在感をもたらします。
金ホイル・銀ホイル素材との相性が良く、高付加価値商品や限定品のラベルとしても効果的です。
エンボス加工のみでシンプルに仕上げるほか、印刷や箔押し加工と組み合わせるも可能で、表現の幅を広げることができます。